クエロ 20F レトロなヤマビコベルを鏡面磨きする

クエロ 20F レトロなヤマビコベルを鏡面磨き
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クエロシリーズには、レトロな真鍮ベルが標準装備されていますが、うちのクエロ 20F 2013年モデルは、扇工業のヤマビコベルという製品に換装を行なっています。今日は、真鍮の表面が曇ってややくたびれたヤマビコベルを鏡面磨きして、ピカピカにしてみました。

標準ベルからのヤマビコベルへ換装

クエロシリーズに標準搭載されたレトロな真鍮ベルは、「チーン」と澄んだ音の鳴る決して悪い製品ではありませんが、個人的にトリガー型のベル打ち金具があまり好みではありませんでした。

クエロ 20Fから取り外した標準の真鍮ベル。トリガー型のベル打ち金具がいまいち気に入らなかった。
クエロ 20Fから取り外した標準の真鍮ベル。トリガー型のベル打ち金具がいまいち気に入らなかった。

そこで、今から3〜4年前、Amazonで購入した扇工業のヤマビコベルという真鍮ベルに換装を行なった次第です。ヤマビコベルは、嬉しいメイド・イン・ジャパン。ベル打ち金具はバネ式で、本体のワン部分の直径は45mm。クエロ純正のベル(直径50mm)より、一回り小ぶりなサイズです。

ワンは小ぶりながら、こちらも真鍮ベル特有の「チーン」と澄んだ優しい音色を奏でます。さらに、クエロシリーズの標準ベルよりやや音量が大きく、とてもよく響くのが特徴。

くたびれたヤマビコベルの表面を鏡面磨きする

ヤマビコベルをクエロ 20Fに取付けて、かれこれ3〜4年が経ちますが、ただでさえ真鍮パーツは、経年で表面が黄土色に曇ります。まずは、うちのクエロ 20Fから取り外したヤマビコベルが下の写真。ワン表面の様子が、かなり曇ってくたびれております。

クエロ 20Fから取り外したヤマビコベル。なんか表面がまだらに曇っている・・・。
クエロ 20Fから取り外したヤマビコベル。なんか表面がまだらに曇っている・・・。

コンパウンドと歯ブラシで下磨き

というわけで、今日はこのヤマビコベルを美しい鏡面仕上げに戻します。まずは、金属磨きのコンパウンドと歯ブラシで、真鍮のベルとアルミのクランプを丹念にゴシゴシと磨きました。

丁寧な磨き作業を行うこと、3〜40分。ワンの表面はだいぶ輝きを取り戻してまいりました。さらに特筆すべきは、円筒型のベル打ち金具の輝きが、上の写真とは全く異なることにご注目あれ

仕上げにバフがけを行う

写真では良くわかりませんが、歯ブラシとコンパウンドではどうしても落ちない曇りが、ベルをハンドルに取付けるアルミのクランプ部にも残っています。よって、電動ドライバーの先端に取り付け可能なバフを使用して、研磨の最終仕上げを行います。

バフの材質は、硬質なフエルト製。直径は25mm、長さは30mm。六角の金属アッタッチメント軸が付いていて。ベルのように小さなパーツを磨くのに丁度良いサイズ感です。

柳瀬の研磨バフと専用の研磨剤「青棒」。硬いフエルトのバフに塗って使います。

バフには専用の研磨剤、緑色の「青棒」を塗ってから、金属の表面を磨きます。研磨できる金属は、ステンレスから、アルミのような柔らかめの金属まで幅広い対応が可能。美しい鏡面仕上げが可能です。そして何より、電動ドライバーの先端に取付けられるので、研磨作業が楽で早いことこの上ない。

で、最終的にバフがけを済ませ、再度クエロ 20Fに取付けたヤマビコベルが下の写真。どうです?うっとりするような、美しい仕上がりではありませんか?。ついでに、アルミのステムなんかも曇っているので、そのうちこちらにもバフがけを行いたい所存。

最近、ブログの記事を更新するたびに、どこかしら綺麗になるうちのクエロ 20F。
最近、ブログの記事を更新するたびに、どこかしら綺麗になるうちのクエロ 20F。

今日は、ちょっとしたパーツ磨きの小ネタでした。

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