tern Rivet 美しすぎて購入を断念した新旧のハイブリッド車

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650Cホイールの自転車が欲しい。そんな積年の思い(5年くらい?)を叶えるべく、ternのRoji Bikes(※)のラインナップから候補となる車種の選定を開始しました。

最後まで悩みに悩んだのが、次の2車種。エアロ形状のアルミフレームのRIP、もしくはネオクラシカルなクロモリフレームのRivetのどちらを選ぶか。

結局、RIPを選択する結論となりましたが、この二者択一の悩ましさと言ったら、それはもう、両者の間を何度も揺れ動きました・・・。以下、メンタルを病むほど考えた挙句、Rivetを諦めた理由をつらつらと書き残しておきます。

※ternの折りたたみバイクではないラインナップ。小径車(ミニベロ)に加え、希少な650Cホイール車が意欲的にリリースされています。

理由1:クロモリフレームだから

Rivetのフレームは、クラシカルなクロモリです。それも、競輪自転車が原型となった、どちらかといえば初期のピストバイクのようなソリッドなイメージ。

クロモリ=レトロで大らか

な、ランドナータイプではなく、真逆を責める競輪車的なミニマル感に魅了されずにいられませんでした。

しかしながら、自分にとってクロモリフレームは、既にクエロ 20Fで乗りつくしてしまった。6年間もの長き間を・・・。

自分的に次の自転車は、クロモリよりエアロ形状のアルミフレームを試してみたかった。それが、RIPを選択する強い動機となりました。とにかくクロモリという時点で、Rivetはクエロとフレームの材質がかぶってしまった

理由2:「競輪ハンドル」は上の持ち手が狭いから

クラシカルなクロモリフレームもさることながら、Rivetの美しさを際立たせているのが、なで肩の「競輪ハンドル」です。

真横から見ると垂れた犬の耳のようで、そこがなんとも愛くるしい・・・。

しかしながら、優美な曲線を描く競輪ハンドルにブレーキレバーを取付けるには、必然的にステムの両脇の狭いスペースしか選択肢がありません。やはり、若干の無理がある。ブレーキ後付けのピスト車そのものです。

つまり、上の持ち手がとても短い状態になります。知っている人は分かると思いますが、いわゆるドロップの「上ハン」を握ると、ハンドル操作が極めてクイックになります。

そもそも競輪のトラックは直線が長く、街中みたいに道がクネクネしているわけではないので、当たり前っちゃあ、当たり前の形状。ハンドルを持つなら、ブレーキレバーの無い「下ハン」を握れってことですな。

翻って自分は、自転車(クエロ 20F)に乗る時、ほぼフラットに近いライザーバーの両端を広く持つ癖があります。Rivetの狭い上ハンを握るブレーキングは、後々、致命的な悩みの種になると考えました。

蛇足となりますが、一般のロードバイクはドロハンの前に突き出したブレーキレバー(と、ピチピチウェアが)どうにも好きになれません。もちろん、個人の感想です。

理由3:カスタマイズの余地なし、あまりにもパーフェクト過ぎるから

Rivetのデザインは、細部に至るまで美しく、完璧過ぎて、そもそもカスタマイズを考える余地がありません。

キャンディペイントを施された艶やかなクロモリフレームには、クロームメッキの輝くフロントフォークが授けられ、互いの存在を引き立て合います。

なで肩のハンドルの下ハンにだけ短く巻かれたバーテープは、冗長さを許さず、加えて黒くマットなディープリムが、安易なレトロ自転車の路線を強く否定します。

そもそもternの自転車は、ディティールがいちいち美しいのに、Rivetに関してはもはや次元が異なる・・・。

まさに「新旧のハイブリッド車」、Rivetを前にして、原型をリスペクトする他ありません。パーフェクトなプロダクツに余計な手を加えるのは、まったくもって野暮な行為というものです。

ちなみに、Rivetのフレームはフロントがダブル化できるよう、ダウンチューブ左にシフトレバーの台座があるようです。しかし、そんな改造すらも野暮。Rivetに関しては、完成車がすべて。なで肩のドロハン車に、2枚ものチェーンリングは必要ありません。

理由4:外で乗るのをためらうほど美しいから

Rivetを諦めた最後の理由は、もう上の見出しの通りです・・・。

この美しいRivetに乗って出かけて、うっかり落車して、フレームに傷などつけようもんなら!ついでに心まで、ガッツリとえぐり取られてしまいます。

乗るのが怖い・・・。何なら、コレクション用の自転車として入手して、大切に床の間へ飾っておきたい。そんな倒錯した思いすら抱いてしまう。もはや、立派なフェティッシュの領域だよ・・・。実用からどんどん遠ざかって行く。

結論:ほど良く隙のあるRIPに決定

まあ、逆に言えば、好きにカスタマイズして育てつつ、気分次第でユルくも攻めても乗れそうな(つまり、製品コンセプトにほど良い隙間のある)RIPを最終的に選んだというわけですね。それが、今回のファイナルアンサー

それにしても残念だったなぁ、Rivet。こんなユニークな自転車、そう滅多に世の中へリリースされて来ないと思う。今でもまだ未練がある・・・。実家の誰も使ってない部屋にでも置いて、預かってもらいたい(苦笑)。

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