tern RIP ついにルック車化? ゆるポタ仕様? キックスタンドを取り付けちゃいました

tern RIP キックスタンドの取り付け
広告

今年の4月にtern RIP 2020年モデルを購入してから、早くも7ヶ月。今日は、スポーツバイク乗りが忌み嫌うあの実用パーツ、「キックスタンド」をついに取り付けてしまったというお話です。RIPに乗るなら、最後までノースタンドに拘りたかった自分ではありますが、今日は言い訳じみた理由をつらつらと交えながら、その取り付けの様子なんかを書き記してみましょう。

スポーツバイク乗りが忌み嫌う実用パーツ「キックスタンド」

キックスタンド?そんなものがレースに必要か?

世のスポーツバイク乗り、とりわけロードバイクに跨る諸兄は、自転車の「キックスタンド」を激しくヘイトします。彼らにとってロードバイクの本質は「走るためのスポーツ機材」であり、そもそも「駐輪」を念頭においたパーツやアクセサリは眼中にないといったポーズを貫きます。

果たしてツール・ド・フランスに出場中の選手が、レースの途中でロードバイクを停め、キックスタンドを立てて休憩なんかしますか?つまりは、そういうことです

そんな事情から、ロードバイク乗り諸氏の駐輪スタイルは、おもに壁やポールへの自転車立てかけがメイン。あるいは、バイクラックなんかを敷地に常設した、自転車フレンドリーなカフェの類に群がります。そのくせ、こっそりと施錠(※)だけはいたします。数十万円もする高価なロードバイクを、おいそれと盗まれるわけにはいかないので・・・。

※ワイヤーロック錠、U字ロック錠の類は立派な駐輪アクセサリです。そもそも鍵をかけたら、自転車は走れないでしょ?

さらに無駄な重量増を招き、自転車の美観を損ねるキックスタンド

チェーンステーに一本足のキックスタンドなぞ取り付けようものなら、少なくとも自転車の総重量が2〜300gは増加します。これは、1グラム単位で自転車の軽量化に勤しむロードバイク乗りの諸兄とって、あってはならない許されざる行為。

加えて、数十万円の高価なロードバイクの見てくれが、一瞬でホームセンターで売っているルック車へと変容し、ライダーたる者の美意識が崩壊します。

たかだか、2〜300gのパーツを自転車に取り付けたところで、もっと重要なのはライダーの脚力ですが、自分も後者の美意識の観点から、tern RIPへキックスタンドの取り付けをずっと躊躇しておりました。これが偽りのない本音です(苦笑)。

ポタリング:クロスバイクは単純なスポーツ機材あらず

ストリートに溶け込むクロスバイク、tern RIPでポタリング

話変わってtern RIPは、ストリートに溶け込むシュッとしたクロスバイクです。自ずとストイックなスポーツ機材のロードバイクに跨るのとは、走行アクティビティの本質が異なります。街並みを眺めながらゆったりと流すもよし、路面の良い直線コースを見つければ、そこを颯爽と駆け抜けるのもまた、その時々の自由。こういった気ままなライドが「ポタリング」などと称され始めたのはいつの日か?

ただし、道すがら気になるカフェや雑貨屋があれば、迷わずにRIPを止めて気ままに立ち寄る(※)。それだけが出来なかったんだよ、今までは・・・。スタンドがないので適当な駐輪場所が見つからず、泣く泣くそういう場所をスルーして来た

※いちいち注釈を付けるのも野暮ですが、どこかへ「気ままに立ち寄る」は、ゆるポタに欠かせない重要なアクティビティです。

少なくとも自分がRIPを走らせるエリアにおいては、バイクラックなぞ目にしこともないし、立てかけ駐輪だって、それ相応に場所を選ぶのだよ

で、結局、Amazonでキックスタンドをポチった

さて、随分と長い前置きになりましたが、これを要約すると「自分はキックスタンドがダサいことぐらい重々承知しているが、結局のところ仕方がなかった」という負け惜しみのような言い訳に過ぎません(苦笑)。

愛機のtern RIPにスタンドが付いておらず不便だったので、チェーンステーに取り付ける一本足のキックスタンドをAmazonで買った。というのが、今回のオチです。以下がその写真。

tern RIP キックスタンドの取り付け:AmazonでポチったHAMOIARC製(ほぼ間違いなく中華製)のキックスタンド。
AmazonでポチったHAMOIARC製(ほぼ間違いなく中華パーツ)のキックスタンド。4mmと5mmの六角レンチが付属。24〜28インチのフレームに対応。耐荷重は20Kgです。
tern RIP キックスタンドの取り付け:お約束の重量計測。気になる重さは、ジャスト290g。取り付け用の六角ボルト×3本を含みます。
お約束の重量計測。気になる重さは、ジャスト290g。取り付け用の六角ボルト×3本を含む重量です。まあ、こんなもの?

ちなみに、以前ミノウラのペダルスタンドで解決を目論みましたが、あれはついぞ役に立たなかった・・・。

tern RIP スタンド問題 ミノウラ HPS-9でしばらく運用します
スポーツバイク乗りが抱えるジレンマ。それは、キックスタンドに関する問題。ことさらクロスバイクにとっては、相反する美観と実用性を天秤にかけた答えの出ない無限の問答。そんなモヤモヤとした悩みを解決すべく、ミノウラのペダルスタンド HPS-9を導入してみました。

tern RIPへのキックスタンド取り付け、使い勝手など

センタースタンド的な取り付けを目論むも・・・

上で長々と述べた自転車の美観、ライダーの美意識を少しでも損なわないよう、まずはダメ元でセンタースタンド的な位置に取り付けを試みます。この方が、多少スッキリ見えるかもしれないという理由から。

ただし、tern RIPはチェーンステーとクランク先端のクリアランスが非常に狭いため(目測で10mm以下くらい)、本当にダメ元で取り付けてみました。

tern RIPへキックスタンドの取り付け:センタースタンド的な位置にクランプを締めてみる
写真左:赤丸で囲んだ部分、とにかくクリアランスが狭い。写真右:一応ダメ元で、チェーンステーとシートチューブの接合部付近へ、キックスタンドのクランプを取り付けてみたが・・・。

まあ、結果は予想通り。スタンドを跳ね上げると、見事にクランクの先端とキックスタンドが干渉しました。というわけで、残念ながらこの案は見送りです。

tern RIPへキックスタンドの取り付け:はい、見事にクランクの先端とキックスタンドのアジャスターボルトが干渉しました。
はい、クランクの先端が見事に干渉しました。しかも、キックスタンドの長さを調整するアジャスターボルトが、わざわざこの位置に・・・。

結局、チェーンステーの無難な位置に落ち着く

結局のところ、キックスタンドの取り付け位置を後方へずらし、下の写真のような無難な位置に落ち着きました。奇跡的にも、キックスタンドのクランプとチェーンステーの形状がピッタリとフィットし、ガタつきがないの救い。ここがキマらずにガタつくと、後々フレームに擦れて傷が付く原因になるので。

まあ、普通っちゃあ、普通のきわめて面白みのない結果になってしまったが・・・。

tern RIPへキックスタンドの取り付け:チェーンステー後方のこの位置に決まりました。普通っちゃあ、普通の結果。
結局、チェーンステー後方のこの位置に決まりました。

下に、それぞれキックスタンドを畳んだ状態と、跳ね上げた状態の写真を掲載しておきます。クランプがペダルに干渉しないギリギリの位置決めを行いました。パーツの取り付け位置は、然るべき根拠に基づくのが美しいかと・・・。

tern RIPへキックスタンドの取り付け:キックスタンドのクランプ取り付け箇所とペダルの位置関係。
キックスタンドのクランプ取り付け箇所とペダルの位置関係。自転車パーツを取り付ける位置には、然るべき根拠を。

ゆるポタ・クロスバイクとして使い勝手は、200%向上の結果に

やや微妙ながら、見た目は許容範囲内か?

見ての通り、なんちゃってなエアロ風のこちらのキックスタンド。パーツ全体が黒一色で塗装されていることもあり、RIPのエアロ形状なアルミフレームとの相性もそれほど悪くはない(と思う)。そもそもRIPは、フレーム以外の全パーツが黒で統一されているしね。

まあ、当初懸念していたほど、ホームセンターのルック車チックな見てくれとはならなかったので、ここはひとつ、許容範囲といたしましょう

キックスタンドで自立した、我がtern RIPの勇姿。
キックスタンドで自立した、我がtern RIPの勇姿。

とにかくゆるポタが、はかどる!

そして気になる使い勝手は?それはもう、ゆるポタを目的としたクロスバイクとして、RIPの使い勝手が200%向上しました。何しろ出先で、いちいち駐輪場所に悩まずに済むし、気になるカフェに「フラっと立ち寄る」なんてアクテビティもこれからは躊躇なく可能となります。

キックスタンドを取り付けただけで、RIPで出かける行動範囲がまた拡がったね!

タイトルとURLをコピーしました