自分のクエロ 20F 2013年モデルにはテクトロ(TEKTRO)のカンチブレーキ(カンチレバーブレーキ)、 OryxのロゴなしOEM品と思われるパーツが標準装備されていました。
形状は、クラシカルな標準パーツでまとめられたクエロシリーズの中で、唯一独特なエアロ形状。色はシルバー。そしてこれが、不思議と違和感がありません。むしろ、前後から車体を見たとき、クエロシリーズだなって認識できる良いアクセントになっています。
テクトロのカンチブレーキ Oryx
さて、クエロ 20Fに標準搭載の無印のOryx。前後のどちらだったか、もう記憶が定かではありませんが、乗り始めて2〜3年で片方をお釈迦にしてしまいました。まだ、カンチブレーキの扱いに不慣れであったため、バネの張りを調整するイモネジを締めすぎて、ブレーキ本体側のネジ山を舐めてしまったのです。
その当時は、Amazonで上の写真のテクトロのロゴ入りが販売されていたため(※)、交換パーツとして前後の2セットを買い置きしておきました。その後、数年でもう片方のペアもガタが来て壊れてしまったため、そちらも交換。現在は、前後両方のブレーキをロゴ入りのOryxに交換して、クエロ 20Fを運用しています。
※残念ながら現在は、単体販売がディスコンになってしまった様子。
2022年6月17日追記:と、思いきや、また最近のAmazonでは、Tektro Oryxシルバーの前後セットを見かけるようになりました。
なんなら、ブラックの単体販売もあります。
Onyxの分解清掃と台座取付けボルトの交換
クエロシリーズをお持ちの方ならご存知かもしれませんが、とにかくこのOryxは、ブレーキ台座の固定ボルトが良く錆びます。5-56を吹きかけてこまめに錆びを落としても、屋外に駐輪していると1ヶ月も経たないうちにまた錆びが舞い戻ってまいります。
クエロ 20Fのカンチブレーキのこの部分は、わりかしパッと目の行く部分であるため、これは美観的にも由々しき問題です。関東地方も梅雨入りをして雨の降る今日、この部分をバラして分解清掃を行い、ボルトも新品(Oryx購入時に付属)と交換をしました。
なお新しいボルトは、取付け前にクリアラッカーを3回くらいスプレーしておきました。タミヤのプラカラーです。これでボルトの錆びが防止できるか、またしばらく運用を続けて様子を見たいと思います。
取り外した古いボルトはコンパウンドを塗り、金属ブラシで研磨してしまいました。こちらにもクリアラッカーをかけ、予備のパーツとして保管しておきたいと思います。ちょっと特殊な形状で、なかなか交換品が見つからなそうですからね。
以上、本日はブレーキ周りの小ネタでした。
なお、ブリヂストン・グリーンレーベルの公式にもクエロのカンチブレーキに関するコラムがありますので、ご参考に併せてどうぞ。