上の画像はternのサイトより:2020年4月現在、シルクポリッシュはすでに生産中止とのこと。こいつは急いで店頭在庫を探さないとだ!
やっと届いたよ、待ち焦がれたtern RIP
2020年の4月某日、世の中(いや全世界が)コロナウィルスに震撼するなか、tern RIP 2020年モデルが家に届きました。楽天市場の防犯登録をしてくれるお店にて購入。ネットで自転車買って、近所のホームセンターに防犯登録だけお願いに行くのもなかなか恐縮なので・・・。
カラーはシルクポリッシュで、フレームサイズは46の460mm(シルクポリッシュの在庫が、もうそれしかなかった・・・)。
ternのサイトでは460mmフレームの推奨身長が150cm~160cmとなっているため、身長170cmの自分的には、RIPが届くまでこの点だけモヤモヤが止まりませんでした。
もしかして、子供用のチャリに乗ってるおじさんに見えないか?とか、シートに跨るとハンドルバーが手前に近すぎてパツパツなんじゃないか?とか、いろいろね。
しかしですよ!3月下旬に楽天で購入ボタンをポチってから、待つことおよそ2週間。昨日の昼頃、西濃運輸さんが(二人掛かりで)デカいダンボールに入ったRIPを届けに来てくれました。
西濃のドライバーさんが帰る否や、約半月続いたモヤモヤを一刻も早く解消したくて、夢中でダンボールを開梱。分解で同包されていたシートポスト(とサドル)をフレームに差し込み、仮止めして跨ってみると!tern RIP 46は、身長170cmの俺でも全然小さくなかったよ!!
むしろ、自分の体格にピッタリじゃね?くらいのジャストなサイズ感。同じ650Cホイールの自転車なら(650Cには積年の想いがあり、それについてはいずれ記事にしたためたいと)、より小ぶりなフレームの方が見た目もバランス良し、が個人的な好み。RIP 460mmフレーム万歳!でございました。
ではさっそくですが、ポジション出しに参りましょう
以下、やっと届いたRIPの初期設定、自転車界で言うところの「ポジション出し」を行いました。これを書き記して、RIP最初の投稿を終了いたします。いや、繰り返しになりますが、子供用のチャリに乗ったおじさん(盗難自転車かよ!)にならずに済んで良かった・・・。
まずはシートポストの高さ調整から
まずは室内でRIPに跨り、位置決めをしたシートポスト。だいたいこの辺りかなと目安をつけたのが、チューブからサドルを固定する「ヤグラ」までが10cm。その他、こまごました作業を済ませ、スニーカーを履いて屋外で跨るとやや低め。結局、もう3cm上に引っ張り上げて13cm出せました。
続いて、ハンドルバーの高さ調整
シートの高さが決まったら、アヘッドステムのスペーサーを組み替え、2cm下にハンドルバーを下げる。これで、サドルとグリップがほぼ水平になった。クロスバイクのポジションなら、このくらいが個人的な好み。
ポジション出しを終えて
以上にて、RIPのポジション出しが完了しました。ternは日本人男性の平均身長の約170cmに着目して、650Cホイール自転車の設計とリリースを積極的に行なういわばニッチな企業。
かつての自転車界では絶滅危惧種扱いだった650Cホイールのクロスバイクを、毎年リリースしています。中でもRIPは、2016年頃からマイナーチェンジが繰り返されてきたternのロングセラープロダクツ。
過去にはネオクラシカルなスタイルがなんとも美しい、Rivetなんていうクロモリのドロハン車もあったりして、言わば、小柄な人でもシュっと乗れる自転車を意欲的に作り続けている。それがtern。まずい、完全にファンになってしまった・・・。
で、見てください。これがポジション出しが完了した新しい愛車のRIP。自分の体格にフィットしたバイクに跨れるのは、なんと気持ちの良いことよ!
なお、小柄な女子には豊富な小径車(ミニベロ)のラインナップや、Clutchという650Cのクロスバイクもありますよ。YoutTubeのternbicycles公式チャンネルにはRoji Bikes(非折りたたみのミニベロとクロスバイクのライン)の動画がありますので、その雰囲気をご堪能あれ。